タントラタッチセラピーについて
タントラタッチセラピーとは、「タッチセラピー」に「タントラヨガの哲学と瞑想」、そして「エネルギーワーク」を融合させた、当協会オリジナルのまったく新しい癒しのメソッドです。
カリキュラムに沿って理解と実践を深めることで、段階的にできることが増えていきますので、未経験者やセラピスト経験者などどなたでも習得が可能です。パートナーは、基本的には性別年齢に関係なく、お互いの同意があればどのような相手にも行なうことができます。通常は男性と女性のペアで行うのが一般的です。
タッチセラピーの習得
タントラタッチセラピーは、リラクゼーションとしてご提供しておりますが、その本質をひと言であらわせば「愛と受容の実践」です。施術では大切な存在を扱うように相手に触れますが、これは単なるマッサージでもスキンシップでもなく、ましてや性的なイニシエーションでもありません。
まずはセラピストが自ら心をひらいて、相手を受容すること。そして、まるで子を慈しむ母親のようなまなざしで見つめ、触れていきます。タントラタッチセラピーではこの「ていねいに触れる」という行為をとても大切にしています。それは一見なにげないように見えて、非常に繊細な配慮や技術が必要なものです。それがタッチセラピーの醍醐味でもあります。
タントラの哲学と瞑想の理解
「タントラヨガ」とは、古代インドより伝わる癒しと自己変革の実践メソッドです。その智慧や考え方を学ぶことは施術にも大いに役立ちます。
また、タントラタッチセラピーの上達には「内観」への深い理解と感覚の獲得が必要です。内観とは、自分の体と心の状態や働きに意識を向けて観察すること。日頃つねに外の世界や他者に向いている意識の矢印を、全集中で自分の内側の世界に向けることを言います。その内観を行なうための方法として「瞑想」や「カウンセリング」などの様々な手法があるわけです。レッスンではひとりでも内観を行なえるように瞑想をお伝えしています。この内観力が高まるにしたがって、ヒーリング能力も向上します。
エネルギーワークへの理解
タントラやヨガ、エネルギーワークに関する知識には、東洋哲学やスピリチュアル的な内容も多少含まれますが、それは歴史的な背景や理論を知っておくことで、施術者にとっての根拠や自信に繋がる場合があるためです。特にエネルギーワークに関しては、正しい理解と信念が必要不可欠です。どういった理屈で手かざしによって癒しがもたらされるのかを学んでください。きっと驚くような変化をクライアントから伝えられる日が来ることと思います。
最後に、「タントラタッチセラピー協会(TTTA)」、そしてタントラタッチセラピーのメソッドは、いかなる宗教、教義の影響とも無関係です。お伝えする知識、理論、実践法にも強制や束縛は一切ありません。どうぞ、どなたでも気軽にタントラタッチセラピーを学び、よりよい人生の実現にお役立てください。